首都圏高知市の会 設立趣意書

 

黒潮躍る海、緑濃い山々、青深き川――豊かな自然に恵まれた郷土、高知県。郷里を遠く離れ、首都圏で暮らす県出身者にとって、高知は思い出尽きぬふるさとであり、その魅力は強い光を放ち続けています。

 

 郷土・高知県は国内有数の人材輩出県でもあります。これまであまたの偉人、先人を生んだことは言うまでもありませんが、元号改まった令和の今も、首都圏では多くの高知県人が暮らし、学び、働き、そして社会で広く活躍しています。

 

県出身者が集う「受け皿」も数多くつくられ、活発に交流が進められています。大きなものとしては「関東高知県人会」、ほかに「土佐黒潮会」や「土佐天竹会」、また出身地域別では「東京嶺北会」、「関東幡多の会」「関東安芸の会」などが挙げられます。しかし、県都・高知市の出身者・関係者で構成した親睦団体はこれまでありませんでした。

 

 高知市で生まれ育った首都圏の出身者が気軽に集い、思い出や近況を語り合い、交流を深め、それが明日の活力を生む――そんな会ができたら。

 そんな思いから「首都圏高知市の会」の設立を企図しました。

 

 この会は、首都圏における高知市出身者とその縁故者を会員に親睦を図り、相互に協力、切磋琢磨し、ひいては郷土の発展の一助となることを目的に設立いたします。

 

 

令和元年11月22日(発足日にて)

 

首都圏高知市の会

会 長 渡邊 五郎(発足当時)


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